HTMLとは

HTMLとは。

作者自身もHTMLでホームページを作っていながら、そもそもHTMLって何でしょう?
と思うことがよくあります。
そこで、本をよんで調べてみたところ、どうやら

はいぱー てきすと まーくあっぷ らんげーじ

というシロモノらしいです。
それは何かというと、「文章同士を結び付けたり(ハイパーリンク)、役割や意味を指定する(マークアップ)言語のこと」となります。

それはつまり、紙にかかれた絵や文字は何らかの働きをすることはないのですが、
HTMLという言語においては、文章から他のページへリンクしたり文章をページ内にうまく整理して表示したりといった機能をもたせることが可能になります。

これがアナログな紙の表現とデジタルなパソコンの表現の本質的なちがいと言え、
ホームページにおいては、見る人が見たい情報を選んでページを表示したり、見ているページの画面を好みの大きさに調節して見たりといった"自由さ"が特徴になります。

また文字や絵にかるく動きを付けたりしたい場合も、プログラムで表示されるホームページならではの表現として可能となります。

マウスを重ねると、文字がずれます。

上の文字にマウスを重ねてみると、びみょうに右下にずれることがわかると思います。
こんな風に、"仕かけ"をほどこすことでアナログ媒体にはない動きが生まれます。

このように、HTMLという言語で書かれるホームページはその文章や絵に何らかの働きを与えることができます。
また、文字や絵に"自分はどこにいて、どんな役割をもつのか"を覚えさせておくことができるので、見る人によって適切な伝え方になるよう形を変えることができます。

さながら、ページを見る人ひとりずつと対話をしているかのようです。
本や雑誌の場合、多数に向けて同じものを同じ伝え方で書くことになるわけですが、
ホームページの場合、それぞれの行動に対して何らかのリアクションを指令しておくことで、
対話風のやりとりが可能になります。

HTMLがどんなものか、
何となくイメージがつかめましたでしょうか?
マークアップ言語とは、文章にたいしてその役割や意味を指定する(マークアップする)コンピューター言語のことだそうです。
デジタルなただの記号にあたかも生命を吹きこみ人間同士の意思を通じさせる媒体となるもの。
というイメージを作者はなんとなく抱いています。

知識を共有することで人間はつながれるのかもしれません。
インターネットは神話物語ふうにたとえるなら<知識の泉>みたいなものかもしれません。
あらゆる知識が集積されていて、クモの糸のようにリンクされています。
それらの知識は、ただそこにあるだけでは意味をもちません。
人に伝え、共有されたときに自分の存在をも認知されることになります。

この時、ネットをただの便利な百科事典として利用するだけよりも、
自分が知識を発信する側になったほうがより楽しいかもしれないと自分は伝えたいのです。

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